上達の秘訣=フェルデンクライスメソッド

健康的で心豊かな日々を送りたい。もっと活動的になりたい。
スポーツや武道、ダンス・バレエや音楽表現を上達させたい、より自由に自己表現したい。
そういう人のためのフェルデンクライスメソッドを指導していく中で、思ったことを書いていこうと思っています。

読んでできるレッスンも紹介していきます。

(但し、すべてのレッスンや動作は、試してみた方の各自の責任において楽しんで行うこと。
当サイト・ブログ作成・運営関係者は、それらについての責任は負いかねます。
良くも悪しくも起きた事は試してみた本人に全ての責があります。)
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システマ第1日(マスターズinJAPAN)
9月15日:いよいよ、システマ講習会がはじまる。

講師陣がやってきた。
ミカエル・・・見たとたん、「反則です」と小声で言ってしまった。
身長は170cmあるかないかぐらいで格闘家・ロシア人としては小さいほうだと思いますが、
太い!

大の大人が抱きついても腰まで手がまわらないんじゃないの?

「力を抜けっていっても説得力無いよね〜!
 あの腕、女性の脚(大腿・脹脛)より太いんじゃねーの?
 手だってグローブみたいだし〜!」

(家に帰って風呂に入りながら自分の脚をみたら、ミカエルの腕は私の脚より太いかも?って思った。。。)

顔はキューピーちゃんみたいに愛らしいのですが、キューピー人形の手足を倍の太さ&頭を1/3にした状態で身長170cmに拡大したような感じです。

最初に握手してもらったのですが、赤ちゃんにぎゅっと指を握られているような感じがしました。
でも、指先がミカエルの掌の途中までしか届かない・・・

手でかすぎ!

自分の掌の2倍は厚みがありますね!


練習テーマ:グラップリング(関節技・組討)

ミカエルが見本を見せる。
(でも、手首が普通の人の足首より太いくらいなので上手く掴めない)
相手が何かしたとたん、その技が相手に返って大変なことになっている。

腕を決められた状態からリラックスして体を柔らかくして脱出する。
さらに続けてリラックスした状態で相手をコントロールして相手の関節を決めたり倒したりする。

2人で組んで練習しているときにヴァリシエフが側にきたので、相手してもらった。
ヴァリシエフの腕を掴んだとたん、膝が抜けて真下に落ちました。。。
全く抵抗された記憶も無く、何をされたかも判りません。(汗)
他の人がやられているのを見る限りでは何をしているのかわかるような気がするのですが、実際にやられると何が何だか???(苦笑)

強引な感じが全くなく、むしろ軽い接触のまま倒されてしまいます。
あまりにも鮮やかで戦う気すら消えてしまうような感じです。

相手のテンションがあるところを攻めるのだそうです。
自分がリラックスしていれば自然に体が動いて丁度良いところに手が移動するとか言っていました。


リラックスと言っても、グニャグニャに頭とかが動いていたりすると注意されるようです。
腕を引っ張られた時に、ぐにゃりと軟らかくなって腕肩が最初に動いて続いて背骨、腰と動いて最後に頭が動くようなやり方だと、脳震盪を起こしたりムチ打ちになったりするので、そういうやり方はダメだといっていました。
それは柔らかい状態ではないらしい。

柔らかいということは、腕が引っ張られたらそのまま引っ張られる方向に体全部がついていくという状態だそうです。
そうすると引っ張った相手は何も出来ない・・・というより戦いにならない!


このあたりの考え方はフェルデンクライスに近いなと思いました。

いわゆるグニャグニャな状態は筋トーヌスの均衡が崩れている状態なので、フェルデンクライスでは良い動きとは言わないのです。
全身の筋トーヌス(緊張・弛緩状態)が均一であればあるほど、動きの質は高いということになります。
それを機能的統合という言い方で表現することもあります。
リラックスした柔らかい状態ですが、姿勢や骨格は整っていて動作や重力に上手く整合されている状態です。
グニャグニャな状態・動きは、体の何処かが弛緩していて他の所は緊張しているということを意味します。怪我をしやすい状態だし、脳も混乱しています。

柔らかい・リラックスという言葉だけで判断してしまうと、グニャとなってしまうかもしれません。フェルデンクライスでもレッスンを受け続けていく間に力の抜き方などを学んだときにそういう間違いを犯す方が少なくないようです。
そして、それが気持ちいいと感じてしまうようです。大抵ぼんやりとした意識状態になるのですが、それを質の良いリラックスと勘違いして執着している人もいます。フェルデンクライスのプラクティショナーとして、その間違いを生徒に気づかせるのは重要な仕事だと思いました。
統合の高い柔らかい状態と、危険なグニャグニャ状態ともに、言葉にすると同じような表現になってしまうので難しいところです。


システマの稽古は立ち技、寝技、投げ技、投げられながら転がって相手の上になるなど色々とやりました。
それからお決まりの拳立て(腕立て伏せ・腕立て保持)と腹筋・足上げ、スクワットを休憩代わりに合間合間におこないました。

皆さん、お疲れ様でした。
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