上達の秘訣=フェルデンクライスメソッド

健康的で心豊かな日々を送りたい。もっと活動的になりたい。
スポーツや武道、ダンス・バレエや音楽表現を上達させたい、より自由に自己表現したい。
そういう人のためのフェルデンクライスメソッドを指導していく中で、思ったことを書いていこうと思っています。

読んでできるレッスンも紹介していきます。

(但し、すべてのレッスンや動作は、試してみた方の各自の責任において楽しんで行うこと。
当サイト・ブログ作成・運営関係者は、それらについての責任は負いかねます。
良くも悪しくも起きた事は試してみた本人に全ての責があります。)
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ジャンプの上達
最近、まともなフェルデンクライスメソッドの記事を書いていないので、ここらへんで お一つ!

バレエをやっている生徒(クライアント)から、ジャンプを正確にする練習法を教わった。
簡単にやってみることができるので、いろいろな人に役立つと思う。

1)床に立って自分の足をかたどった図を描き、

2)その場所からジャンプして再びその場に着地することを繰り返す。

これだけである。

どのくらい正確に繰り返せるだろうか?
誰でも試すことが出来ることだけど、正確に垂直にジャンプすることがそんなに簡単なことではないと実感する人も多いだろう。

では、これをもっとやり易く効果的にするにはどうしたらいいだろう?
フェルデンクライスのやり方を使ってみる。

まず、足の形を書く事をやめる。
その代わりに、ハンカチなど目安になるものを床に置く。
その上に立ってジャンプすればよい。
(ヨガマットの縁を使うという方法もある。ハンカチなどの場合、滑らない様に注意すること)

足底に注意を向けて、足底の感覚・床との接触具合でズレを判断するようにする。
そうすれば目で見て判断する必要がなくなるし、足底の身体感覚を高めることもできる。
次に、ジャンプするのをやめる。
その代わりに、リラックスして身体を上下にゆする。

身体を上下にゆすりながら、
徐々に上下動を大きくして踵が床から持ち上がるようにする。
そして、上下だけでなく左右やいろいろな方向にゆすってみる。
腕も自由に動かして、腕の重さも有効に使う。
リラックスして行うこと!

さらに、もっと上下動を大きくして
つま先が床に触れているだけの状態になるようにしてみる。

そして、その動作の延長線上で、足が床から完全に離れるようにしていく。
後は、正確に元の場所に足が接触するように心がけながら、
より高く足底が床から離れるようにしていく。

結果的にジャンプすることになるが、
上下動の延長で勝手に足が床から離れるようにするとよい。
毎回同じ場所に着地することを心がける。
正確さが足りなくなったら、動作を小さくしてゆするだけの動作に戻っても良い。

これらを、
左右の足の足幅を変化させたり、位置を前後左右においてやってみる。
それぞれ、身体をゆすることから始める。

大まかに言うとこういう感じである。
ときどき休憩して、身体の状態に注意を向けて、動作による影響を感じるようにするとなお効果的である。

意外とあっさりした(単純な)動作だが、色々工夫すると奥深いレッスンになる。
ジャンプという誰でも出来るような基本的な動作をいかに正確に機能的にできるようになるかで、
他の高次な(踊りとか武術とか)身体動作のパフォーマンスが違ってくる。

基本的な動作がどれだけ優れているかが、能力を根底から向上させ、活躍できる期間を延ばしてくれる。

これだけで、身体のまとまりがよくなり、体軸がすっきりしてくるので、
いろいろと、工夫して行なって欲しい。
どんな動作でもそうだが、怪我をしないように安全に気を配ることを怠らないように!
1時間これを続けるというような、極端なやり方はしないように!無理は禁物。

身体の調整・コンディショニングにも役立つし、
いろいろな動きの中で綺麗な身体のラインを出したり、正確に身体を運用するのに効果的な訓練になる。

ポイントはジャンプしようとしないことである。
ジャンプしようとすると、今までのジャンプと同じ身体の使い方を繰り返すことになる。
同じ事を繰り返すのは、慣れるためには良いが、それで上達したとは言えない。

慣れれば、いつでも同じ動作を同じように出来るようになるが
ここではそれを求めているわけではない。
ジャンプしたり立姿をよりよいものにするために、同じ動作を違ったやりかたで行うことを身につけようとしている。

同じ動作を同じように出来るということは、幼児のころに出来あがった動作の質のままでいいということになりかねない。
いつまでも子供っぽい踊りしか出来ないダンサーやいくら練習しても上達が止まっているスポーツ愛好家や武道愛好家は多いものである。

もっと上を目指すには、身体の使い方というより本質的(原初的)なアプローチが必要であり、それは同じ動作を繰り返して慣れていくということとは別のものである。
そしてある動作のやり方に慣れるということは同じ筋肉の使いすぎによる疲弊を意味する。
怪我や故障のリスクを減らすには、本質的(原初的)な身体の使い方を変えたほうが効果的である。

派手な訓練ではないが、全ての運動を支えるプリミティブ(原初的)な・基本的な身体の運用技能を向上させてくれるだろう。
ジャンプする動作を行なう前にやってもいいし、コンディショニングのために毎日やってもいいだろう。

(立って身体をゆすることは20年ぐらい前に津村喬氏が「からぶら」として発表している。台湾の外丹功などを参考にしたらしい。
 他にもインドのラジニーシの技法にもある。数年前にも市川や阿佐ヶ谷などの首都圏で神原泰三氏が似たようなことを教えていたし、
 私は20年ぐらい前にメビウス気流法の坪井氏から似た動作を指導された記憶がある。
 立って身体をゆすること(ゆったり揺らしたり小刻みにゆらしたり)は、私のオリジナルではない。
 が、この一連の手順は「モーシェの手順」を参考にした私のオリジナルである。)

※ モーシェ・フェルデンクライス = フェルデンクライス メソッドの創始者
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